<ベトナム理工系高度人材の日本企業への就職促進協議>
11月25日ハノイ工科大学(HUST)Huynh Dang Chinh副学長が来日


本年10月にHuReDee藤島理事長がベトナム訪問時に出張時に Chinh副学長より、
  1. ・HUSTとして卒業生の外国企業(世界の先端企業)への就職率を、現在の30%より50%まで引き上げたいとの目標あり。
  2. ・ また、HUSTはベトナム理工系大学26校の代表として、卒業生の外国企業(特に、日本企業)への就職率向上の対応策の検討を主導している。
  3. ・ 上記は、云わば、ベトナム政府の政策でもあり、ベトナムの産業国化政策の一環としてTOP人材を世界の先端分野で経験を積ませて、結果として、ベトナムの産業振興を促進させたいとの意向。
  4. 以上の協力要請があり、今回の同副学長来日時にMETI、JETRO、国会議員の先生方と下記面談を行いました。(写真は、衆議院議員会館での会食事の集合写真。左から、マイ事務局長、藤島理事長、青柳特別顧問(衆議院議員)、Tran氏(HUST)、井出衆議院議員(文部科学省副大臣)、Chinh副学長(HUST)、重徳衆議院議員、井坂衆議院議員、山口常務理事)


  1. 1、経済産業省(METI) : 蓮井 経済産業政策局担当大臣官房審議官、太田 貿易経済協力局技術・人材協力課課長、他
  2. METIとしても高度外国人材の活用は重要なテーマであり、ベトナム理工系高度人材を日本企業向けに送出したいとの意向があることは了解。今後の高度外国人材政策策定の中での留意点としておく。また、JETROにて高度外国人材のインターンシップ・求人企業の登録施策等を実施しているので、連携を協議してほしい。


  3. 2、日本貿易振興機構(JETRO) : 青山理事、河野国際ビジネス人材課課長
  4. Chinh副学長よりJETRO/HUSTにて2019年に人材交流(?)に係るMOUを締結済みだが、出来れば、日越50周年となる来年に同MOU内容をもう一段具体化する内容の新MOUを締結したい。(2019年MOU調印したHUST元学長は、現在、ベトナム文科省の副大臣であり、政府よりのサポートも期待出来る。)来年6月に26理工系大学の連携組織を正式に発足させる予定であり、そのタイミングで協力協定書的なものを調印出来ないかと考えているとの話あり。 青山理事よりはHUSTよりのベトナム理工系学生の人材交流に関する申し入れはWELCOME。新MOUについてもその内容等々についてはJETRO/HANが窓口となるので、現地で相談してほしい。特に、26の理工系大学が一体となって高度人材の日本企業への送出しを検討したいということには興味あり。JETROにて“Open for Professionals”との高度外国人材に関するプラットフォームを運営し、求人企業等の情報を提供しているのでベトナム側で広く共有・宣伝してほしいとのコメントあり。


  5. 3、国会議員 : 青柳衆議院議員(HuReDee特別顧問)の手配で、井出議員(文科省副大臣)、重徳議員、井坂議員とLUNCH MEETING。
  6. 今回の訪問趣旨、METI/JETROとの面談内容を説明の上、高度人材の受入(就職)先についてはJETRO等の連携を強化していきたい。一方、日本で働くためには日本語教育が不可欠であり、この分野で日越両国政府による支援体制が整えられないかと考えている。特に、HUST元学長は現在、ベトナム文科省副大臣であり、いろいろな連携をFLEXIBLEに協議できるとの説明。
    井出議員よりは文科省副大臣としてどのような連携が出来るか、また、来年の日越50周年というタイミングで何が出来るか検討してみたいとのコメント。
HuReDeeとしては、HUSTとも連携の上、ベトナム理工系の高度人材の育成・日本企業への橋渡しを今後も継続して推進していく。

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