【JP-MIRAI】会員ニュースレター 2021年2月24日号【第4号】
◆今号の目次
- 1.「JP-MIRAI 2021年活動計画」説明会について(リマインド)
- 2.JP-MIRAI会員向け適切な受け入れセミナー基礎編実施報告
- 3.会員による行動原則実践の推進の事例紹介 第1回:株式会社農園たや
- 1.「JP-MIRAI 2021年活動計画」説明会について(リマインド)
- JP-MIRAI事務局は2021年活動計画をホームページに掲載しました(https://bit.ly/3tNLI91)。その内容を説明し、皆様の疑問にお答えする機会を設けます。また、JP-MIRAI行動原則に関する「会員による取組改善の推進」についても具体的に説明しますので、ふるってご参加ください。
- ▼日時:2月24日(水)16:00-17:30
▼場所:オンライン(Zoom) (申し込みは締め切りました)
▼内容:(日)2021年活動計画、(月)「会員による行動原則実践の推進」の説明(活動計画立案・報告依頼)、(火)会員の取り組み事例ならびに今後の事例収集について、(水)ディスカッション
- 2. JP-MIRAI会員向け適切な受け入れセミナー基礎編実施報告
-
2/10と2/16に会員向け適切な受け入れセミナー基礎編として、会員が講師となり2つのオンラインセミナーを実施しました。どちらも40名ほどの参加者が集まり、初回は71.4%、2回目は81.4%の方がアンケートにて満足された*と回答されました(*5段階評価で4と5を選んだ人の割合)。
1回目の「外国人労働者の健康課題と望まれる対応」では、シェア=国際保健協力市民の会から沢田医師にご登壇いただきました。外国人労働者の結核や妊娠に対する不適切な対応事例と、望ましい適切な対応について紹介していただき、企業の危機管理として健康問題に対処する必要性を教えていただきました。ディスカッションではネット通訳の普及についてや、個人ボランティアの活躍について議論がされました。
2回目の「『あるあるコンプライアンス違反』を避けよう!」では、入管法と企業法務に詳しい杉田弁護士にご登壇いただきました。企業法務として出入国管理関連法令が認識されておらず、M&Aの際の在留資格変更手続きや、在留資格内での配置転換・OJT業務が見落とされている点など、実例を交えて違反されやすい問題を教えていただきました。参加者からは次々とチャットで質問をいただき、杉田先生からも質問をされるなど双方向のやり取りが行われました。
講師の講演部分の動画は、後日セミナーページにアップ予定です。ご参加いただけなかった会員の皆様はぜひご覧ください。
- 3. 会員による行動原則実践の推進の事例紹介 第1回:株式会社農園たや
- 責任ある外国人労働者受け入れプラットフォーム(JP-MIRAI)が設立されて3ヶ月、現在150を超える企業・団体・個人の皆様を会員に迎えることができました。責任ある外国人労働者受け入れによって選ばれる日本となるために、今月(2021年2月)から毎月1回、会員各位の外国人労働者受け入れの好事例を取材させて頂き、皆様に共有させて頂くこととしました。
第1回に登場するのは、株式会社農園たやの田谷徹社長です。福井県でこだわりを持った農園を営む田谷社長は、インドネシアからの技能実習生を迎え入れるにあたり、実習生が派遣される前から実習生一人一人のビジネスプランを考え、実際に派遣された後は農業の実習のみならずキャリアプランを構築する様々なトレーニングやワークショップを実施し、実習生帰国後のビジネスまでも支援するという、まさに技能実習生の受け入れを国際貢献の場として活動されている方です。
そんな田谷社長にJP-MIRAIの事務局が2月5日にオンラインで取材を行わせて頂きました。取材は当初の予定時間を大幅に超えて、田谷社長の熱い想いを伺う機会となりました。
なぜ田谷社長は技能実習生受け入れプログラムを始めたのか。それによって農園たやにもたらされた変化とは。田谷社長の考える技能実習生制度の在り方とは…大変興味深いインタビューになりました。
「私は昔、青年海外協力隊に参加したこともあり、ともするとブラックなイメージで語られがちな技能実習制度を、ワーキングホリデーのように、あるいは青年海外協力隊の逆バージョンのように、外国で知見を得る学びの場所になってほしいと思ったのです」
「私の農園には国際協力したいというメンバーが日本全国からきています。福井は農業者の平均年齢70歳だが、私の農園は日本人スタッフも20代、30代の若者が来てくれます。これは福井の中ではかなり珍しいことです。国際協力がしたい若者が日本全国から農業の場に来るのです。私の農園のスタッフは全員県外の方です。東京からも2名来ています。」
更に、田谷社長の紹介を頂き、農園たやで2年近く働くインドネシア人の技能実習生、Dadan Lesmanaさんにもオンラインで取材を行わせて頂きました。
Dadanさんが語る、外国人労働者を受け入れる日本の企業・団体に期待すること。それは当たり前のようでとても大切でとても難しい、そしてシンプルなことでした。
「知り合いの技能実習生の中には、日本人が外国人労働者を過小評価し、「お前は何も知らない」のようなことをいう人もいるのだそうです。それではいいチームワークができないと思います。
いいチームワーク、いいコミュニケーションのためには、日本人と外国人労働者、お互いの「respect=尊敬」が必要だと思います。」
インタビュー全文を https://is.gd/7QxNHb で掲載しています。皆様ぜひご一読ください!
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